発表された企業の40歳の年収ランキング

上場企業の40歳での年収ベスト500社とワースト500社が発表されました。上場企業ですから名の通った会社です。大学生が就職活動を行い入社を目指す企業ととらえていいと思います。
見て驚きでした。ワースト1が250万円ほどに対してベスト1は2500万円ほどです。実に10倍の格差があります。上位の会社でも下位の会社でも居心地のいい会社や悪い会社があります。会社内の環境はそんなに変わらないと思います。大学生が入社したい会社を選択し、入社した時点で格差が生まれています。
じっくり見てみるとベスト上位会社は、商社系が多く、海外での活躍が見られます。逆に下位会社は製造メーカーや下請け会社が多く、考え方によっては、上位会社に仕事をもらい利益を吸い取られているような感じがします。
更に上位会社はほとんどが本社東京都で、逆に下位会社はほとんどが東京以外の他府県です。
この現状を見ても日本のお金は東京に集まる仕組みになっています。お金が集まると都の税金も増え潤います。だから豊洲問題や東京オリンピックで市民から想像もできないくらいのお金が使えるのだと思います。東京は首都ですからしかるべきだと思いますが、この東京の状況だけを見て景気の判断をしているような感があります。
地方は疲弊しきっています。先の年収でもそうです。仕事を求めて田舎の若者は地方都市に出ます。地方都市の若者はより高い給与を求めて東京に向かいます。この連鎖が続いて地方経済は悪化の一途をたどっていると思います。地方でも頑張っている企業は沢山あります。このベストとワーストの40歳の年収の格差を見ると、地方で頑張っている企業であっても収入は少ないのが現状です。
しかしこれはあくまで上場企業です、未上場や、中小企業では更に悪いのが現状です。この国の未来を担っている若者にとっては酷なことだと思います。
将来自分が何をしたいか?という選択よりも、給与のいい会社、待遇のいい会社、労働条件のいい会社を選択しなくてはいけない状況です。
つまり給与の低い会社には若者が集まらないということになり、その会社にとっても将来的に発展させるのは厳しい状態です。
地方創生活動は盛んに行われていますが、それに見合う賃金上昇がないと掛け声だけで終わってしまいそうです。

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